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Banana Recipes

漫画 BANANA FISH の2次創作ブログです。 BANANA FISH 好きの皆様と仲良くしていただければ嬉しいです♪一部BL・R18あります。ご注意を。

こちらの記事は
らぶばな様のブログ「BANANA FISH DREAM」の 秋イベント「日本の秋…バナナフィッシュキャラに何を体験してほしいですか」
にaiaさんがご投稿された回答を元に文章を作ったものです。
それにaiaさんが絵をつけてくださいました!

ワタクシの駄文とaiaさんの素晴らしい絵およびその発想をお楽しみください。
(aiaさんの絵はいただきものですので、右クリックできないようにしております。ご了承ください。ご本人のブログでは原寸大の萌え絵が拝見できますよー^^)



aiaさんのコメントをそのままお題的に場面を想像してみました。
aiaさんの企画回答は太字にさせていただきました。ご了承ください。
それでは、ちょっとでもお楽しみいただければ幸いです♪


秋イベント「日本の秋…バナナフィッシュキャラに何を体験してほしいですか」aia様編

aiaさん回答:
「みんなでなら、はとバスツアーみたいに、バスで例えば『ぶどう狩りと海鮮バーベキュー食べ放題ツアー』みたいな一日バスツアーに参加してもらったら面白そうかな♪
アッシュにバスの一番後ろのソファーのような椅子に座るように、リンクスたちは勧めるんだけど座らないでしょう。普通席に英二と座るでしょうね。もちろんボスが座らなきゃ、リンクスたちも座るわけにはいきません!豪華な椅子は空いたまま。



「すげぇ。この座席すげー豪華だぜ。」

と言って、コングがドカッとシートに座った。
「バカ!そこはボスに座ってもらうんだろ?」
アレックスがそんなコングを咎める。

その時アッシュと英二の2人が話をしながらバスに乗ってきた。

ボーンズがコングを蹴って立ち上がらせる。
アレックスがアッシュに向けて手を上げた。
「あ!ボスこっちに・・」

だがアッシュと英二は何かの話をしていてリンクス達に気付かない。
「ーなんだってさ。」
「なんだそりゃ。」
話をしながら奥に進もうとしたアッシュに英二が声をかける。
「あ。アッシュ。こっち側の窓の景色が綺麗らしいよ。」
「へぇ。」
「ここに座ろっか。君が窓側に座れば?。富士山はこっちに見えるはずだって。」
「お前が先に座れ。」
「でも」
「俺がそっちに座ると俺の頭で窓の外をお前が見れないだろ?オニィチャンはちぃせぇからな。」
「バ・・。ちょっと僕より成長したからってエラそうに!言っとくけど君より背が低いけど、座高は同じくらいだからな!」
「自慢になんねぇ。」
と言ってアッシュは英二の腕を掴んで押し、強引に座らせる。

アレックスが案内の為に上げていた腕を黙って下げた。
「・・・お前らも座れ。」
「ココに?」
「他んトコへ座れ!」

アレックスの怒鳴り声がバスに響き渡る。




aiaさん回答:
ぶどう狩りでは、英二より背が高いアッシュが採ってあげて、英二が剥いて(巨峰なら)アッシュに食べさせてあげる…と云うお約束のようなシチュエーション。その様子を、リンクスたちはため息交じりで見ているのです←アッシュは、ぶどうを採る姿もカッコいいんだろうなぁvvv


アッシュぶどう2





「ボス!こっちにたくさん旨そうなブドウが・・・」

アレックスが声をかけた目線の先では、アッシュが英二にブドウを一房もいでやってるところだった。英二はその粒の皮を剥いてアッシュに手渡す。英二の剥いたブドウに嬉しそうに目を細め、アッシュがそれを食べる。

次に英二が自分のためにブドウを剥いた。その時、アッシュが英二の手にあるブドウをパクッと食べた。
怒った英二は軽く手を振り上げる。その手を右へ左へと避けながらアッシュが楽しそうに笑っていた。
そのアッシュの英二を見る楽しげな表情はリンクス相手では絶対に見られないものだった。

『『『話しかけらんねぇ・・・。』』』

リンクス達はそれぞれため息をついた。

ボーンズ:『ラブラブだぜ。おい。』
アレックス:『ボス。他のヤツ等の手前もうちょっと抑えてくれ・・』
コング:『皮むくのめんどくせぇ。英二、俺のも、むいてくんないかなぁ。』



aiaさん回答:
ショーターとシン、チャイニーズも一緒だと面白いかも。あ、でもリンクスたちと違って、ある意味(←どんな意味?それはアレですよvv)気を遣わなそうなのでアッシュが不機嫌になっちゃうかな。ショーターはわかっててチョッカイ出すと思いますけど。



遅れて到着したチャイニーズ専用の観光バスから中国人達がわらわらと降りてきた。
そのぶどう農園はたいそう繁盛しているようだった。

「おーい。アッシュ!見てみろよ!」
「?」
ショーターに声をかけられたアッシュは振り向いた。
アッシュと英二から少し離れたところにショーターはいた。2人がそっちを見たのを確認してから、ショーターは大きな口をアーンと開け、ブドウの房をまるごと口にした。頬はブドウでパンパンに膨らんでいる
「「?」」
しばらく口をムシャムャしていた後
「ふほぅへんりゅうは~!(ブドウ拳銃だ)」
とワケのわからないことを叫び、すぼめた唇からブドウの種を連続して発射しはじめた。
「わ!汚ねぇ!」
「ちょっ。ショーター?!」
ショーターの勢いのあるブドウ拳銃(汚くてホントごめんなさいby小葉)によりアッシュと英二の距離が離れていく。
「ほまへららけらふらふしへんひぁへーひよ!(お前らだけラブラブしてんじゃねーよ)」
「おまっ。やめろって言ってんだよ!」
アッシュだけがショーターに追われて遠くへ走って行った。
「・・・あーあ。行っちゃった。」
英二がその場に取り残された。
「あいつら仲良いのか悪いのかわかんねぇな。」
英二の背後から呆れた声が聞こえてきた。
「シン?」
「よぉ、英二。日本のブドウっていろんな種類があんのな?アッチでイロイロ教えてくんない?」
ーいいよ。
英二が答えようとしたその時
「あ~。英二!あっちでコングが大変なコトに!」
「ブドウが剥けないんで暴れてやがる!力加減がわかんねーで潰しちまうんだ。」
「剥き方教えてやってくれ!」
アレックスとボーンズに脇をガッシリ固められ有無を言わさず連行される。
「え?君たち・・。シン!ごめんねー!」
連れ去られた英二の背中を見ながらシンはハデに舌打ちした。
「チッ。リンクスは隙がねぇ。」

英二シン2



(小葉注 この後英二はコングのところまで連れていかれますが、コングはブドウをムシャムシャ食べてます。「むけなくて暴れたんじゃ?」と聞く英二に、「流石の俺様もそんなことしないぜ?むけなきゃ皮ごと食うだけだろ?」とコングが答えます。アレックスとボーンズに英二は不審な目をむけますが2人はトボけて目を合わせません(笑)。2人はシンから英二を離したかっただけでした。アッシュの機嫌が悪くなる前に(笑)。て事はaiaさんの『アッシュが不機嫌になっちゃうかな』と言うお題にそぐわなかった・・・。すみません。)


aiaさん回答:
帰りのバスの中では、遊び疲れたアッシュと英二が頭をくっ付けて寝ていて…これもお約束ですが、バスの揺れで英二の頭が窓の方に行っちゃうと(英二は窓際の席です←アッシュの希望で)アッシュが自分の方へ戻すんですvvv
(小葉です。何これ↑超萌えるんですけど!!(笑))

舗装が悪く、右へ左へと鋭角にカーブする山道をバスは走っていた。
復路のバスの中は、みな一様に疲れた表情でほとんどのリンクスが座席で眠っていた。
アッシュと英二も互いにもたれ合い、頭を折り重ねるように眠っている。

180度くらいのカーブをバスが曲がった反動で、英二の体が大きく振られた。窓ガラスに頭をぶつける。

「っ痛・・・」

アッシュが英二の声で薄く目を覚ます。
「馬鹿。何やってんだよ。ホラ」
英二の肩に腕を回し、自分の肩へと引き寄せる。
「・・うん。ごめん。ありがと・・」
大人しく引き寄せられた英二はアッシュの肩に頭を預けそのままもう一度眠りについた。アッシュも英二の頭に自分の頭を軽く乗せ、何度か位置調整をした後もう一度目を閉じる。

その2人の姿はひどく自然だった。


アッシュ英二2


「・・・見てらんねぇ。」

2人の座席の前にはシンとショーターが座っていた。シンは後ろを向いて椅子の上に膝立ちし、背もたれに肘をついて2人を見ていたのだ。
「じゃぁ、見なけりゃぁいいのさ。」
意味あり気にショーターが笑う。その笑みは全てを分かっているようだ。
「ちぇっ」

シンが前を向き座席を後ろに少し倒し、頭の後ろに両腕を回してふて寝した。

そして、シンもそのまま眠る。
バスはガタガタと揺れる旧道を抜け、綺麗に舗装された新道を走りはじめた。
疲れた彼らの眠りを妨げるものはなくなり、ホテルに着くまで目を覚ますものはいなかったー。

おしまい。




ど・・どうでしたでしょうか?
aiaさんが余りに楽しい回答されたので、以前未公開コメントにいただいた有難いお言葉に甘えまくって、調子に乗って書いてしまいました~。
笑って許していただいたaia様に本当に感謝感謝です。
でも、aiaさんファンってたくさんいらっしゃると思うんですけど、本当に申し訳ない><
最初はaiaさんだけに見てもらえばいいやと書いた文章なので、色々まともでないところがあったりしますが、慌ててそのままだしちゃったな・・・。まぁいいか。

しかも素晴らしい絵をつけてくださって!感涙でございます!!
なんでそんなに早く描けるんですか?1日に3枚て!
しかもハイクオリィ!
しかも萌え要素がハイスペック!
アッシュの表情が!表情が~~!
英二の困った顔が顔が~!
ワタクシはaiaさんのキャラの吹き出し外のコメント(?)も大好物でいっぱい読めて幸せです。はぁ。(満足のため息)
本当に本当にありがとうございました!

ちなみにこの後の想像もありまして・・・。
皆が寝静まった後ショーターが一人で「ふふふふふ~。」と不気味に笑い始めます。そのショーターの手にはカメラが!(笑) 皆が寝ているのを見計らってあっちでパシャパシャこっちでパシャパシャするんですね。アッシュと英二のツーショットは高く売れたみたいですよ(笑)

それでは、皆様。
すばらしい発想と、絵を描いてくださったaia様に惜しみない拍手を!
そしてもしコメントをいただけるならaia様にも見えるように公開コメントでお願いしたいです~(*^^*)
(いつもは拍手のコメントでは非公開にしてらっしゃらなくても、非公開扱いにさせていただいておりますが、今回限りでaia様にも見ていたきたいので、公開扱いにさせていただきます^^。あ。もちろん非公開ボタンをポチっとされた方のコメントは非公開扱いとさせていただきますのでご安心ください♪)

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