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Banana Recipes

漫画 BANANA FISH の2次創作ブログです。 BANANA FISH 好きの皆様と仲良くしていただければ嬉しいです♪一部BL・R18あります。ご注意を。



アッシュと話をしようと待ち構えていた英二をすり抜け、アッシュはその場を去ろうとした。
追いすがる英二がアッシュの後ろ腕を捕らえる。

「なんで逃げるんだ!きみの事が知りたいんだ!今きみが何考えているか、これまできみがどうしてきたのか全部」

アッシュがうるさげに英二の手を振り払う。
もう一度アッシュを捕まえようと伸ばされた英二の手首を今度はアッシュが掴んだ。
きつく握られた手首に英二が顔をしかめる。

「おれがどうしてきた、だと?お前にわかるはずがないだろう」

英二の手首を掴みながらアッシュが英二を見下ろす。英二はアッシュを見上げて、濃い緑色に染まったアッシュの瞳を見返した。
「どうしてそう決めつけるんだ」
その言葉にアッシュが口角の片端を上げた。
「なら、おれがお前に会うまでにやってきたことを教えてやるよ」
「痛っ」
アッシュは英二の手首を掴み上げた。そのまま壁へと押しやり、手首ごとそこへ縫いとめる。アッシュのもう片方の腕を英二の頬の真横の壁へつけ、腕の中へと英二を押さえ込んだ。

アッシュが英二の耳元で囁く。
「こうやって欲情した男に壁に押し付けられて」
ギリギリと掴んでいた英二の手首を離し、その手の平で英二のTシャツの上をまさぐった。
「こうやって服の上からいやらしい手で撫で回されて」
アッシュは英二の耳元で静かに囁き続けながら、ゆっくりと英二のジーンズからTシャツの裾を出していく。
「こうやって肌を這う手に鳥肌を立てて」
直接肌に触れたアッシュの手が英二の胸をわき腹を下から上へ撫で上げ、また上から下へと撫で下ろす。
ジーンズのボタンが外され、そこにアッシュの手がもぐりこんだ。




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